スマートフォン(タブレット版)を公開しました.と言いましても,PC版とは,レイアウトを変えたのと少しだけスタイルを変えただけです.
元々,プログラミングを体験する場合どういう画面構成にするとスマートフォンでも可能だろうかという思いがありました.
また短時間の利用でも達成感を感じることができ,さらに実際に実生活の中でも使えるコンテンツを生成できるかという問題設定がありました.
人型ピクトグラムという単純なオブジェクトに着目することにより,スマートフォンでの狭い領域でも視認性を失うことなく表現でき,命令数を限定し,命令長を全体的に短くすることで,狭いテキストエリアでも十分複雑な動きをする人型ピクトグラムが生成できるようにしました.日本語命令でもIMEの補完機能があるので,あまり入力数が多くなくてもプログラミングできるようになっています.ブロック型よりテキスト型を優先した理由もここにあります.
PC版に比べて,
1. ピクトグラムをドラックして,コードの自動生成がされない (ピクトグラムの部位をドラッグで動かせない)
2. ファイルとしてコードを保存できない.(現状保存する場合はコードを全選択して,別のメモ帳的なアプリで保存しておく必要があります.これはWebStorageを用いて対応する予定です)
があります.
しかし,生成されたピクトグラムの動きを画像として保存,アニメーションとして保存することはできます.生成した画像やアニメーションは,スマートフォンのカメラワークに保存できますので,SNSなどでスタンプ代わりに使うことができます.ピクトグラミングへの動機付けもあり,出力(画像,アニメーション)は日常的に使いうるものというコンセプトになっています.