これまで線画を描画する際のペンの位置は体の中心部のみでした.これを拡張し,体のいくつかの部分を使って線画を描画できるように命令を拡張しました.赤字で表記されている部分が追加された部分です.
命令の様式 | 処理 |
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PEN arg1 [arg2] |
arg1 がUPの場合,ペンを上げる.DOWN の場合,ペンを下げる.arg1がUPまたはDOWNの時に限り,ペンの上げ下げをする体の部位の名称をR,RW命令と同様の表記でarg2に指定できる.arg2が省略された場合は BODYが記述されているものと見なされる.
ペンの両端について,arg1がSQUAREの場合,線の両端の形状は四角,arg1がROUNDの場合線,両端の形状を丸を付加する.arg1がBUTTの場合は両端に形状を付加しない.ペンの種類について,arg1 が NORMALの場合は実線を,ERASEの場合は線を消す,XORの場合はすでに描かれていた部分は消し,そうでない部分は描く(反転). 初期状態はペンが上がっている状態で,線の両端の形状は四角(SQUARE),ペンの種類はノーマル(NORMAL). |
指定できる体の位置は以下の9箇所です
[日本語] [English]サンプルをいくつか示します.
SK
PEN DOWN LLA
REPEAT 4
R LUA 90
W 0.1
END
で左手を使って四角形を描くことができます.
SK
PEN DOWN LLA
R LUA 360 1
で左手を使って円を描くこともできます.
その他様々な工夫で色々な図形が描画できると思います.
たまに左手で三角形を,右手で四角形を描くなんて遊びしませんでしたか?