[ピクトグラミング] Constructionism 2018 で発表してきました.広義のピクトグラミングについて考えました.

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2018年8月21日から25日までリトアニアのヴィリニュスにあるヴィリニュス大学で開催されたConstructionism 2018で発表しました.

発表の概略図を以下に示します.

アプリケーションのピクトグラミングをあえて,狭義のピクトグラミング  (Narrow meaning of “Pictogramming”)と呼ぶことにします.狭義のアプリケーション上で生成される人型ピクトグラムを擬人化エージェントとみなし,またそのエージェントと影響し合う人間を含めた空間(ピクトグラム空間)を考えます.この認知空間及びその空間で作用する作用を総合して(広義の)ピクトグラミング(Broad meaning of “Pictogramming”)と定義します.

狭義のピクトグラミングは人型ピクトグラムが生成されるファクトリの機能を有すれば,これに限定しません.よってすでに社会にある全てのピクトグラムも含め,ピクトグラム空間に含まれることになります.今回の国際会議ではピクトグラミングの発表と別の発表で,アンプラグド型の人型ピクトグラムを用いた統合学習環境であるHuman Pictogram Unpluggedについても解説しました.そこで扱われる人型ピクトグラムも同様にピクトグラミング空間での擬人化エージェントとなります.

公教育の授業を考えると,人と人型ピクトグラムのインタラクションが時間の経過と供に促進されるような環境の構築をまず優先する方が,結果として数年後良い結果となると感じています.

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