[青山学院大学 ピクトグラム研究所] 所員の伊藤一成,御家雄一,および伊藤一成研究室所属の木下 倭,松村 貫司が第17回 全国高等学校情報教育研究会 全国大会(愛知大会) (日程:2024年8月3日(土)-4日(日))にてそれぞれポスター発表いたします.

  • 2024年7月7日
  • news

青山学院大学ピクトグラム研究所 所員の伊藤一成,御家雄一,および伊藤一成研究室所属の木下 倭,松村 貫司が第17回 全国高等学校情報教育研究会 全国大会(愛知大会) (日程:2024年8月3日(土)-4日(日) 愛知県立大学(長久手キャンパス))にてそれぞれポスター発表いたします.

 

P1-3 ピクトグラムの作成を通じてHTML、CSSの実習が短時間でできるアプリケーション「ピクタグラミング」8月3日(土)15:55~16:55

青山学院大学 木下 倭

ピクトグラムの作成を通じて,マークアップ言語やスタイルシート言語の記法について学習できるアプリケーション「ピクタグラミング」を開発し,インターネット上で公開している.本アプリケーションを用いることで,短時間で楽しみながらWebコンテンツ制作実習が可能になると期待される.また,副次的に情報デザインの学習にも利用可能であると期待される.今回は,このピクタグラミングについて紹介する.

P1-12 ピ数変換 8月3日(土)15:55~16:55

名古屋文理大学 情報メディア学部 御家 雄一

基数変換の原理を人型ピクトグラム人形を用いた人数を数える動作から考える授業方法を示す。人数を数える動作は、人間が日常で行う行動と類似しており、その動作を通じて基数変換の理解を促進する。学習者の手元の人形で2人ずつのグループを形成すると通れる扉を用意し、桁の重みを考える機会を提供する。これにより抽象的な数の概念を具体的な動作を通じて考えさせる。高校の授業で実施し、計算手法の丸暗記から脱した。

P2-2 ピクトグラムコンテンツ共有・相互評価システム 〜ピクトグラミーティング〜 8月4日(日)13:00~14:00

青山学院大学 松村 貫司

情報デザインの実習では,コンテンツのデザイン,制作,評価と改善について体験することが求められる.Webアプリ「ピクトグラミングシリーズ」では,情報デザインやプログラミングの概念をピクトグラム制作を通して短時間で学習できる.本システムは「ピクトグラミングシリーズ」と連携し,制作したコンテンツの共有や相互評価を可能とする.システムは,教員自らGoogleスプレッドシートを用いて手軽に管理・運用できる.

P2-8 PICTO (Pseudocode for Informatics of the Common Test Optimizer)の開発 8月4日(日)13:00~14:00

青山学院大学 ピクトグラム研究所 伊藤 一成

大学入学共通テストで,2025年度入試から教科「情報」が導入される.プログラミング分野の問題では「共通テスト用プログラム表記」と呼ばれる擬似コード仕様が用いられる.そこで筆者が開発しているピクトグラムコンテンツ作成環境のシリーズとして「共通テスト用プログラム表記」に準じたビジュアルブロックを用いてプログラミング可能なアプリケーション「PICTO」を開発し公開したので授業利用イメージと共に報告する.